出来ないっていう可能性に縛られるなって話
「〇〇だから、そんなこと自分にはできっこない」
そうやって、自分の可能性を縛り付けてしまうことは珍しくない。でも、可能性は人を縛りつけるためのものなんかじゃない。
だから、「出来ない」なんて可能性で自分を縛りつけないでくれ。
この記事は、それを伝えたいだけのものである。
【目次】
カリトンの経験談
こんな偉そうなことを書いているカリトンも、かつては可能性に縛られている人間だった。
何もできない自分に嫌気がさす日々。
オマケに、
「自分に生きている価値なんてない」なんて風に考えていたことから察して欲しい。
要はめちゃくちゃ陰気な人間だったのだ。もつとも、今も明るく輝いている訳ではないが。
そんなカリトンが、大きく変わったキッカケがあるとするなら…
それは中学生時代の部活動だった。
「こんな自分でも、なにか出来るはすだ。いや、周りの人間にできるって証明してやる!」
自分を認められず、自分に価値を感じれなかった。だからこそ、どうしても周りの人に自分には価値があると認めてほしくて。
だから中学生時代のカリトンは、陸上部長距離に入ったのだ。
あえて、当時のカリトンが絶対に入らないような、バリバリの運動系の部活動に足を踏み入れた。
『やればできる』ことを証明して、認められるために。
で、入ったはいいが、カリトンは走るのが早くなかった。
なんなら、同級生と比べてさえ、一番遅かったんだ。
一周遅れとかいうレベルじゃない。同級生のことを先輩だと勘違いしてたくらいに、実力が離れてたんだよ。
しかし、耐えることに関しては部活動のメンバーの中で群を抜いていた。
そうして粘りに粘って、一時のカリトンは同級生の中でもトップになってみせたのだ。
その後、すぐに二番手になった模様。
ともあれ。
やればやれるという経験と確信。
これが今のカリトンを作る、大きなキッカケの一つだったのだろう。
『できない』という可能性の鎖を砕くには
この答えは、とても簡単なことだ。
とてつもなくシンプルで分かりやすく、だからこそ、どうしようもなく難しい。
やること。
これが答えである。
とにかくやってみて、そこから試行錯誤していけばいい。
大きなことでなくていい。
小さなことをコツコツと積み上げればいいのだ。
そもそも、中学生時代のカリトンが、
「こんな自分でも、なにか出来るはすだ」
こう考えていたのは、小学生の頃から絵を描き続けていたからなのだ。
コツコツと積み上げていけば、やれる。
それを既に無意識で知っていたから、カリトンは陸上部長距離に入る勇気を持てたんだね。
意識的に気づけたのが、中学生時代の陸上部長距離での成功体験だったわけだな。
なお高校生の時、なんとなく長距離に入ったら地獄をみた。
ぶっちゃけカリトン自身、全てのことをできるとは思っていない。
一人の人間が持つ力と時間は、あまりに限られすぎている。
だからって、やってもいない癖にできないだなんてなんで言えるんだ?
可能性は可能性でしかない。
やれるかやれないかなんて、誰にだって分からない。
やれた人はやり続けた人だ。
それだけは、確かなことである。